カテゴリ:1年
秋を探しに~1年生 生活科
1年生生活科の校外授業に同行しました。今日のお題は「秋」をあれこれ探すこと。
まずは安全な移動の練習も兼ねて,近所の公園へ。歩道を行きかう自転車等に注意したり,道路の横断練習をしたりしながら,目的地まで移動しました。
今日のドングリエリアには複数種のドングリ系樹木がありました。それだけでなく,虫食いやリス食い?の跡があるようなものも見つかり,児童の皆さん,その都度,報告しに来てくれました。
「帽子付きのが見つかったよ!」
「うわ,ひらひらの帽子がついてるね」
「こっちは,丸い帽子だよ!」
「うわっ,ホントだね,形も色も違うね,どのへんで見つけたの?」
「これはあっちの方」
「なんで形が違うんだろうね」
な~んて,普通に受け答えをしているように見えて,こちらとしては気が気ではありません。指導と評価の一体化に照らして言うなら,「秋を探しましょう」といってしまったからには,彼らが探してきた「秋」のありようについて,その都度,生活科のねらいに即した「評価」という名のコメントをしなければならないからです。ただ,そうだね,良く見つけたね,だけではなくて,その先の学習の広がりにつながるようなコメントもしなければなりません。
中学校勤めが長かったわが身として,改めて思い知らされるのでした。小学校の先生は,低学年の先生たちは,やっぱり,偉大だ……。
拾い集めたドングリは,次のおもちゃ作りの学習などでも,材料として使います。
●学習指導要領上の位置づけ
〔第1学年及び第2学年〕
1 目 標
(2) 身近な人々,社会及び自然と触れ合ったり関わったりすることを通して,それらを工夫したり楽しんだりすることができ,活動のよさや大切さに気付き,自分たちの遊びや生活をよりよくするようにする。
2 内 容
1の資質・能力を育成するため,次の内容を指導する。
(5)身近な自然を観察したり,季節や地域の行事に関わったりするなどの活動を通して,それらの違いや特徴を見付けることができ,自然の様子や四季の変化,季節によって生活の様子が変わることに気付くとともに,それらを取り入れ自分の生活を楽しくしようとする。
公開日:2024年11月01日 13:00:00
更新日:2024年11月01日 14:23:01