カテゴリ:03-学習指導と評価・研究推進
夏休み前対策保護者合同全体会~学警連
標記の会合に,担当者(個人面談を優先)の代理で出席してきました。ガッケイレン(=横須賀南警察署管内学校警察連絡協議会)……学校業界,特に中学校ではかなり高い認知度の組織です。その協議会の主催で,夏休み前にこのような会を開催しています。
今回のお題はSNSトラブルに象徴されるような,子供たちを取り巻くネット環境にまつわることでした。会の概要は次の通り。
関係諸機関あいさつ
会の冒頭で「関係諸機関あいさつ」のコーナーが設けられ,警察,教育委員会,児童相談所の方から,お話をいただきました。「あいさつ」というのは形式上のもので,実態はかなり内容のあるお話でした。例えば……
警察の方からのお話➡SNSトラブルは保護者の責任で回避すべきものです。端末を持たせたその瞬間から,様々なリスクを抱えるのだということをきちんと自覚して,指導する覚悟を持ってください。スマホに子守をさせないように,ということも強調したいです。ここでお話したことは,学校だより等で広く拡散していただくことを前提に考えました。最後にそれを申し添えます。(★このように発信させていただきました)
ご講演
演題「子どもたちを取り巻くネット環境,現状,スマホ依存,家庭でのかかわり方や対策について」
講師 久里浜医療センター 前園真毅 先生
前園先生のご講演の結びでは,夏休み中のスマホ依存を回避するための手立てをいくつかご教示いただきました。
・(使い方の)約束は守れないものと考える
・端末に「向き合わないで良い」時間を増やす
・先にイベントを組んでしまう(キャンプなどでネット環境を遮断する)
・上記のようなデジタルデトックスの機会をブラス思考で設ける
・貸すだけ、持たせない(端末は保護者が管理する)
・消費より創造の時間を増やす
加えてこの動画をご紹介いただき、一緒に視聴してご講演を終えられました。
dtacタイ 提供 https://www.youtube.com/watch?v=Kxnt7v7-ANo
分散会(地区別情報交換)
最後に地域ごとに分かれて,保護者の皆様を交えて情報交換をして,夏休みに備えました。
公開日:2024年07月08日 15:00:00
更新日:2024年07月11日 10:38:01