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カテゴリ:02-働き方改革と一体化したカリ・マネ
全職員参画型「カリ・マネ」その2~取りまとめ編 -
先週のカリ・マネ全体会のSWOT作業を経て,そのとりまとめを行いました。メンバーは総括教諭(本校は4名構成)と研究推進の主担当者,管理職2名。
学年や低中高学年のブロックごと,校務分掌ごとに,目の前の課題や提案事項等の検討などをする局面はあります。でも,そもそも「根岸小ってどうよ!?」ということに改めて目を向けて,児童や保護者・地域ってどう? 教職員ってどう?……というようなことを全職員から集約した声(付箋)をもとにして話し合う機会は,多くはありませんでした。メンバーからはいろいろなコメントが出るわ出るわ……。(鳥肌モノの鋭い指摘もたくさん!)
その作業と合わせて,今後の進め方について検討,確認して,「取りまとめ編」を終えました。●SWOT分析って何?
学校の内外環境の分析と特色づくり(NITS 独立行政法人教職員支援機構 研修資料より)公開日:2024年11月13日 16:00:00
更新日:2024年11月15日 09:32:18
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カテゴリ:02-働き方改革と一体化したカリ・マネ
全職員参画型カリ・マネ,始動! -
昨年度までは後期に入ったこの時期に,「年度末反省の取組が始まった」旨をお伝えしていましたが,今年度は新たに標記の取組を位置付けることになりました。
カリ・マネ(カリキュラム・マネジメント)については,これまでも「働き方改革」とセットにして話題にしてきましたが,これは元来,学習指導要領上で以下のように位置付けられているものです。(『総則』本文第1の4 下線 はそのポイント 原文に付加)4 各学校においては,児童や学校,地域の実態を適切に把握し,教育の目的や目標の実現に必要な教育の内容等を教科等横断的な視点で組み立てていくこと,教育課程の実施状況を評価してその改善を図っていくこと,教育課程の実施に必要な人的又は物的な体制を確保するとともにその改善を図っていくことなどを通して,教育課程に基づき組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向上を図っていくこと(以下「カリキュラム・マネジメント」という。)に努めるものとする。
★カリマネって何?~学習指導要領拾い読み(校内研修資料)
ここ2年(R4-5)ほどの間,学校運営上,さまざまな工夫・改善を進めてきました。児童の皆さんの教育指導に直接かかわるものとしては,『根岸こどもスタンダード(学校のきまり)』の大幅な見直しとそれに伴う,硬直化した指導(帽子忘れは体育授業即見学!など)からの脱却等がこれに当たります。職員の労務管理や施設管理の側面では,登校(昇降口開鍵)時刻の変更,欠席連絡や出怠勤記録等にかかるDX化,通学路の交通安全(路面標示の修復など)に資するための行政への働きかけなどを進めてきました。
これらを枝葉の部分の工夫改善(ミクロレベルのカリ・マネ),とするならば,今秋,新たに始めた取り組みは,樹木全体さらには学校という森全体のありようを改めて見つめなおし,大元となる考え方を再確認するための取組(マクロレベルのカリ・マネ),ということになります。
第一回目の全体会議では,「児童や学校,地域の実態を適切に把握」するために,SWOT分析という手法を用いて,根岸小学校の内部・外部環境を改めて見つめなおす作業を行いました。これに基づいて,次のステップである学校教育目標の再定義,教育内容の組み立て,教育課程の編成などに当たっていきます。
一連の作業の結果,カリ・マネのありようは,グランドデザイン(GD)という形で“見える化”していきます。また,取組に当たっては,現行の学習指導要領はもちろんのこと,完全実施からの5年間に文部科学省から発出された,さまざまな情報に触れ,これを踏まえていきます。
例えば,新しいところから……『今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会論点整理』令和6年9月18日
次期学指導要領改訂に向けた要改善点等がまとめられています。学習指導要領検討の段階から,周知方法の要改善点や,カリキュラム・オーバーロード(学習内容の“盛りすぎ”),ワーク・オーバーロード(教師の働き過ぎ),教育のDX化に触れている点など,学校が置かれている現状に即した論点が示されています。
https://www.mext.go.jp/content/20241003-mxt_kyoiku01-000038070.pdf「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について(答申)(中教審第251号)令和6年8月27日
今年5月に発出された「まとめ」をさらに精査して「答申」としてまとめたものです。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/sonota/1412985_00006.htm「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申) 令和3年1月26日
一人一台端末を有効活用した指導や,標題にある「個別最適な……」の考え方が示された答申です。
https://www.mext.go.jp/content/20210126-mxt_syoto02-000012321_2-4.pdf公開日:2024年11月07日 09:00:00
更新日:2024年11月15日 09:32:06
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カテゴリ:03-学習指導と評価・研究推進
第2回 小中一貫の日~教科指導に視点を置いて -
今年度2回目となる小中一貫の日は,本校を会場として,教科指導に焦点を絞った研究協議を行いました。教科ごとに分かれた分散会では……
中学校一年での授業開きや新しい単元や題材に入るときに,小学校での既習事項はどんな風に振り返っているの? 発達の段階に即した「学び方」の系統性ってどうなってるの? 同じ問題解決型の学習スタイルを取り上げても,学年段階で扱いが変わってくるのだと思うけれど……。例えばこの単元のこういう観察から課題を見つけていくような場合って……。
どの教科グループもメモを取っていったらキリがないくらい,密度の高い研究協議をしていました。
特にわかりやすくてよいな,と思ったのは,小中学校それぞれに「相互に」配布されている教科書を見ながらの協議でした。今どきの中学校の英語の授業は,もう,昔と違って,いきなりこういうところから始まるんですよ! えっ?どれどれ(と中学校の教科書を見開いて確認してみたり……)
教科書採択の年ごとに,小中お互いの教科書(学習指導要領が最もわかりやすく見える化されている「書物」,といってもよい)を見開きながら,こんな研修が続けられるとよいな,と思いました。
本日の取組は,年明けの授業研究へとつながっていきます。公開日:2024年11月06日 16:00:00
更新日:2024年11月06日 19:55:16
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カテゴリ:05-素晴らしき日曜日
瑛九 ―まなざしのその先に―展〜横須賀美術館 -
横須賀美術館の瑛九展を観ました。
初期のフォトデッサンから版画作品、油彩、絶筆までの表現の変遷に至るまで、作家の制作活動と生涯をたどる企画展になっていました。
はじめのうちはキャプションの解説がちょっとおせっかい気味かな……と思っていましたが、後半は、それが鑑賞の助けになっていきました。
瑛九
―まなざしのその先に―
2024年9月14日 (土) 〜 2024年11月4日 (月)
休館日 10月7日(月)公開日:2024年10月07日 12:00:00
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カテゴリ:03-学習指導と評価・研究推進
研究授業~3年生国語 -
研究テーマ
自分の考えをわかりやすく表現できる児童の育成
~すすんで書こうとする児童の姿を目指して~中学年ブロック,3年生で研究授業を行いました。今回のお題は「間違いを正したり相手や目的を意識した表現になっているかを確かめたりして,文や文章を整える」ということ。音楽科のリコーダーの授業でお世話になったゲストティーチャーという「相手」に向けて,練習成果の発表会の招待状を書くことを通して,この資質・能力を身に付けるという設定でした。
ただ「ご招待します。聴きに来てください」ということを伝えるだけではなく,ご指導をいただいて一生懸命練習したことやその成果にまつわる「思い」がちゃんと伝わるように,という「目的」を意識して書き,それをグループのメンバーで確かめ合い,整える,という学習活動を展開しました。
事後の協議会では,学習材の設定の適否から始まって,文や文章の確かめ方や整え方の手立てについて様々,意見を交わしました。大変充実した機会になりました。●学習指導上の位置づけ
B 書くこと
(1)書くことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 相手や目的を意識して,経験したことや想像したことなどから書くことを選び,集めた材料を比較したり分類したりして,伝えたいことを明確にすること。
イ 書く内容の中心を明確にし,内容のまとまりで段落をつくったり,段落相互の関係に注意したりして,文章の構成を考えること。
ウ 自分の考えとそれを支える理由や事例との関係を明確にして,書き表し方を工夫すること。
エ 間違いを正したり,相手や目的を意識した表現になっているかを確かめたりして,文や文章を整えること。
オ 書こうとしたことが明確になっているかなど,文章に対する感想や意見を伝え合い,自分の文章のよいところを見付けること。公開日:2024年09月26日 08:00:00
更新日:2024年09月30日 09:46:21
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カテゴリ:03-学習指導と評価・研究推進
夏休み明けも,研修,おさらい… -
夏休み明け,昔だったら,半日日課(「半ドン」といっていた時代もあります(笑))がしばらく続いて,それから給食再開,なんてこともあったのですが……。今どきの先生たち,学校再開初日からフル稼働しています。児童を早く帰して,「銀の時間」対応や授業準備にあててもよいのですが,日々研究と修養を怠りません。
一つは還流報告会(カンリュウホウコクカイ)。8月の初めに開催された教育委員会主催の教育課程研究会で部会ごとに提案,協議された内容を共有するための会です。教科担任制の中学校とは違って,学級担任がほぼすべての教科指導を担当する小学校では,このような共有の場が必要になります。
他にも英語力向上の指定校になっている関係で特別に受講した研修会の報告,教科書(国語科)の編著者を講師として招聘した研修会なども……。
研修成果を,日々の授業実践に反映させていきます。●6月の教育課程研究会
https://e-negishi.yokosukacity.andteacher.jp/modules/hp_jpage12/blog_detail.php?page_parent=659●昨年の還流会
https://e-negishi.yokosukacity.andteacher.jp/modules/hp_jpage12/blog_detail.php?page_parent=270公開日:2024年08月30日 10:00:00
更新日:2024年09月05日 11:55:23
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カテゴリ:03-学習指導と評価・研究推進
夏の研修2-図工~一版多色で版に表す -
今年も,本校を会場として,図画工作科の研修会を行いました。
今年のお題は一版多色版画。その名の通り,一つの版(木版)に多数の色をのせて刷ることができます。白黒の版画(彫ったところが紙の地色で白くなる)とはまた違った表現の可能性がある技法になります。
今年も市内の小学校からたくさんの先生たちが参加して,夏休みのひと時,いつも駆け足の学校時間からは解放されて,じっくり取り組んでいました。●昨年の研修会 紙版&糸のこ併用型題材
公開日:2024年07月25日 11:00:00
更新日:2024年08月16日 11:20:19
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カテゴリ:03-学習指導と評価・研究推進
夏の研修1-ICT研修~Canva編 -
任意参加型ICT活用研修は,夏休み中も継続しています。今回のお題はCanva。
急速に普及を始めているこのアプリを授業でどう活用できるか……まずは体験してみました。
レポート類の体裁を整えることを目的にすると,教科等の本質をそれてしまうし,図画工作の視点からしても大切な体験活動をショートカットしてしまうことも懸念されます。では,活用のねらいとか価値って何なの? そんなことも併せ考えながらお試し体験をしました。
あらかじめ用意されている素材の数々を使えば,それなりに“映え”のする文書がすぐにできてしまいます。一枚ポートフォリオのような形で,学習内容をまとめるのには最適……。あれこれ指導実践経験のある先生からは「センスの良し悪しとか技能の差が表れない分,教科等の指導のねらい,本質部分に注力させることができる」というようなご利益が紹介されていました。
この後どんな活用が始まるか……お楽しみに!●前回の研修会 ミライシード編
●関連記事 体験をショートカットさせてはいけない
公開日:2024年07月24日 16:00:00
更新日:2024年08月16日 11:04:29
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カテゴリ:03-学習指導と評価・研究推進
夏休み前対策保護者合同全体会~学警連 -
標記の会合に,担当者(個人面談を優先)の代理で出席してきました。ガッケイレン(=横須賀南警察署管内学校警察連絡協議会)……学校業界,特に中学校ではかなり高い認知度の組織です。その協議会の主催で,夏休み前にこのような会を開催しています。
今回のお題はSNSトラブルに象徴されるような,子供たちを取り巻くネット環境にまつわることでした。会の概要は次の通り。関係諸機関あいさつ
会の冒頭で「関係諸機関あいさつ」のコーナーが設けられ,警察,教育委員会,児童相談所の方から,お話をいただきました。「あいさつ」というのは形式上のもので,実態はかなり内容のあるお話でした。例えば……警察の方からのお話➡SNSトラブルは保護者の責任で回避すべきものです。端末を持たせたその瞬間から,様々なリスクを抱えるのだということをきちんと自覚して,指導する覚悟を持ってください。スマホに子守をさせないように,ということも強調したいです。ここでお話したことは,学校だより等で広く拡散していただくことを前提に考えました。最後にそれを申し添えます。(★このように発信させていただきました)
ご講演
演題「子どもたちを取り巻くネット環境,現状,スマホ依存,家庭でのかかわり方や対策について」
講師 久里浜医療センター 前園真毅 先生
前園先生のご講演の結びでは,夏休み中のスマホ依存を回避するための手立てをいくつかご教示いただきました。
・(使い方の)約束は守れないものと考える
・端末に「向き合わないで良い」時間を増やす
・先にイベントを組んでしまう(キャンプなどでネット環境を遮断する)
・上記のようなデジタルデトックスの機会をブラス思考で設ける
・貸すだけ、持たせない(端末は保護者が管理する)
・消費より創造の時間を増やす
加えてこの動画をご紹介いただき、一緒に視聴してご講演を終えられました。
dtacタイ 提供 https://www.youtube.com/watch?v=Kxnt7v7-ANo分散会(地区別情報交換)
最後に地域ごとに分かれて,保護者の皆様を交えて情報交換をして,夏休みに備えました。公開日:2024年07月08日 15:00:00
更新日:2024年07月11日 10:38:01
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カテゴリ:02-働き方改革と一体化したカリ・マネ
ポスター・標語・作文など、いろいろな作品大ぼしゅう! -
夏休みを前に,様々な作品募集のポータルサイトが更新されました。
夏休みの宿題文化を取り巻く環境は日々変わっています。本校では募集がかかっているコンクール作品等の取り組みを,のべつ幕なしに宿題(必須課題)として課すことをしていません。児童の皆さんの興味・関心を第一に考えた取り組みを推奨しています。
配布用の黄色いチラシと公式webサイトを活用して,自ら情報を獲得し,選択し……皆さんには,VUCAの時代対応型の取組を進めることができるよう,期待しています。●過去記事『夏休みの宿題 考』
➡校長あいさつ - 横須賀市立根岸小学校●横須賀市のwebサイト
公開日:2024年07月05日 11:00:00
更新日:2024年07月05日 12:33:30