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カテゴリ:05-素晴らしき日曜日
児童生徒造形作品展&読書感想画展 -
横須賀美術館と文化会館で開催されている、2つの作品展をハシゴしました。
作品から聞こえてくる子どもたちの声に,耳を傾けながら会場を巡るひとときは、至福のものでした。
根岸小学校からも、児童の皆さんの作品がたくさん出品されています。第77回児童生徒造形作品展
2025年1月11日 (土) 〜 2025年1月27日 (月)
●横須賀美術館公開日:2025年01月13日 17:00:00
更新日:2025年01月14日 13:09:06
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カテゴリ:05-素晴らしき日曜日
鎌倉と箱根〜横須賀美術館 -
会期終了一週間前に滑り込みました。
普段は薄暗い、というか本来の環境の中でしか見られない仏像作品も、きちんとコントロールされた灯りのもとで、彫りの的確さをじっくりと味わうことができました。お顔はもちろん、衣紋の隅々まで……。
箱根とのコラボも素敵でした。普段から観なれている所蔵作品も、同時代の、似たような表現手法の作品と合わせて展示することで、また新たな意味が加わるような…。控えめながらもポイントをおさえたキャプションが、心地よかったです。
年明けからは児童生徒造形作品展が始まります。ダリ展も巡回してきます。楽しみです。
公開日:2024年12月14日 11:00:00
更新日:2024年12月17日 12:10:09
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カテゴリ:02-働き方改革と一体化したカリ・マネ
全職員参画型「カリ・マネ」その4~全体会2 -
「資質・能力」を育成するための「具体的な手立て」へ
放課後の時間をやりくりして捻出し,この取組を進めています。確保できる時間は,休憩時間(45分=一般的な職場の「昼休み」に当たります)を差し引くと,5校時までの授業日で1時間。6校時まで授業をすると30分程度になります。こんなあわただしいスケジュールで,熟議ができるの?……と言われそうです。でも,この取組を進めるにあたっては,「時間厳守!」を徹底するよう,確認しました。時間という限られた資源を有効活用することもまた,カリ・マネの目的だからです。
時間の有効活用と合わせて,私が教職員に申し伝えたのは,「今一度,ちゃんと勉強しなおしましょう!」ということでした。学校の先生たちは教材研究・授業準備や児童の生活指導など,目の前の課題に日々,追われるあまり,旬の情報の獲得や理解が後回しになってしまいます。未来,それも予測不能といわれるこれからの社会を生きていく子供たちに,どんな資質・能力を身に付けさせなければならないのか……。
これを常に念頭に置きながら,取り組みに参画できるよう,促しています。
* * *
今回は,1回目で洗い出した,根岸小学校の子供たちに,求められる資質・能力を育成するためには,どんな手立てを考えることができるのかを,付箋の色を変えて書き出しました。公開日:2024年12月05日 11:00:00
更新日:2024年12月22日 04:42:07
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カテゴリ:03-学習指導と評価・研究推進
第3回研究授業~5年生国語 推敲 -
今年度3回目,高学年ブロック5年生で研究授業を行いました。
今回のお題も「推敲」。環境問題について書かれた教材を読んだうえで,さまざまな資料を使った記事(媒体は壁新聞)を書くという単元。今日は各自が書いた文章を,グループ内で読みあい,要改善点を指摘しあう,という段階でした。
授業者からゴールとして示されたのは,記事を「より説得力のある」ものにするためにお互いの文章をレベルアップさせる,ということ。
児童の皆さん,あらかじめ一人一台端末で作成したグラフや図版入りの原稿をグループ内で交換して,「推敲シート」に従ってお互いの文章をチェックし,レベルアップのためのアドバイスをしあいました。
事後の研究協議では,用いる資料の選択や相互評価の視点の持たせ方等について意見を交わしました。●前回の取組(3年生)
公開日:2024年11月28日 12:00:00
更新日:2024年12月02日 12:53:28
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カテゴリ:02-働き方改革と一体化したカリ・マネ
全職員参画型「カリ・マネ」その3~全体会2 -
第2回全体会では,SWOT分析の結果を念頭に置きながら,本校の児童がこんな風に育って欲しいという,子供たちのあるべき姿(どんな資質・能力を育成し身に付けさせたいか)を,それぞれ書き出して,職員間で共有しました。
書き出した内容をまとめつつ,樹木のような学校教育像をイメージするグループ,そのままGD(グランドデザイン)のようにまとめつつあるグループ,学年段階を追って資質・能力の育成過程を想定するグループ……それぞれに描いたものを持ち寄り,共有しました。
年内の取りまとめ作業を経て,年明けには3回目の全体会につなげます。公開日:2024年11月27日 16:00:00
更新日:2024年12月02日 12:03:41
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カテゴリ:02-働き方改革と一体化したカリ・マネ
全職員参画型「カリ・マネ」その2~取りまとめ編 -
先週のカリ・マネ全体会のSWOT作業を経て,そのとりまとめを行いました。メンバーは総括教諭(本校は4名構成)と研究推進の主担当者,管理職2名。
学年や低中高学年のブロックごと,校務分掌ごとに,目の前の課題や提案事項等の検討などをする局面はあります。でも,そもそも「根岸小ってどうよ!?」ということに改めて目を向けて,児童や保護者・地域ってどう? 教職員ってどう?……というようなことを全職員から集約した声(付箋)をもとにして話し合う機会は,多くはありませんでした。メンバーからはいろいろなコメントが出るわ出るわ……。(鳥肌モノの鋭い指摘もたくさん!)
その作業と合わせて,今後の進め方について検討,確認して,「取りまとめ編」を終えました。●SWOT分析って何?
学校の内外環境の分析と特色づくり(NITS 独立行政法人教職員支援機構 研修資料より)公開日:2024年11月13日 16:00:00
更新日:2024年11月15日 09:32:18
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カテゴリ:02-働き方改革と一体化したカリ・マネ
全職員参画型カリ・マネ,始動! -
昨年度までは後期に入ったこの時期に,「年度末反省の取組が始まった」旨をお伝えしていましたが,今年度は新たに標記の取組を位置付けることになりました。
カリ・マネ(カリキュラム・マネジメント)については,これまでも「働き方改革」とセットにして話題にしてきましたが,これは元来,学習指導要領上で以下のように位置付けられているものです。(『総則』本文第1の4 下線 はそのポイント 原文に付加)4 各学校においては,児童や学校,地域の実態を適切に把握し,教育の目的や目標の実現に必要な教育の内容等を教科等横断的な視点で組み立てていくこと,教育課程の実施状況を評価してその改善を図っていくこと,教育課程の実施に必要な人的又は物的な体制を確保するとともにその改善を図っていくことなどを通して,教育課程に基づき組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向上を図っていくこと(以下「カリキュラム・マネジメント」という。)に努めるものとする。
★カリマネって何?~学習指導要領拾い読み(校内研修資料)
ここ2年(R4-5)ほどの間,学校運営上,さまざまな工夫・改善を進めてきました。児童の皆さんの教育指導に直接かかわるものとしては,『根岸こどもスタンダード(学校のきまり)』の大幅な見直しとそれに伴う,硬直化した指導(帽子忘れは体育授業即見学!など)からの脱却等がこれに当たります。職員の労務管理や施設管理の側面では,登校(昇降口開鍵)時刻の変更,欠席連絡や出怠勤記録等にかかるDX化,通学路の交通安全(路面標示の修復など)に資するための行政への働きかけなどを進めてきました。
これらを枝葉の部分の工夫改善(ミクロレベルのカリ・マネ),とするならば,今秋,新たに始めた取り組みは,樹木全体さらには学校という森全体のありようを改めて見つめなおし,大元となる考え方を再確認するための取組(マクロレベルのカリ・マネ),ということになります。
第一回目の全体会議では,「児童や学校,地域の実態を適切に把握」するために,SWOT分析という手法を用いて,根岸小学校の内部・外部環境を改めて見つめなおす作業を行いました。これに基づいて,次のステップである学校教育目標の再定義,教育内容の組み立て,教育課程の編成などに当たっていきます。
一連の作業の結果,カリ・マネのありようは,グランドデザイン(GD)という形で“見える化”していきます。また,取組に当たっては,現行の学習指導要領はもちろんのこと,完全実施からの5年間に文部科学省から発出された,さまざまな情報に触れ,これを踏まえていきます。
例えば,新しいところから……『今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会論点整理』令和6年9月18日
次期学指導要領改訂に向けた要改善点等がまとめられています。学習指導要領検討の段階から,周知方法の要改善点や,カリキュラム・オーバーロード(学習内容の“盛りすぎ”),ワーク・オーバーロード(教師の働き過ぎ),教育のDX化に触れている点など,学校が置かれている現状に即した論点が示されています。
https://www.mext.go.jp/content/20241003-mxt_kyoiku01-000038070.pdf「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について(答申)(中教審第251号)令和6年8月27日
今年5月に発出された「まとめ」をさらに精査して「答申」としてまとめたものです。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/sonota/1412985_00006.htm「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申) 令和3年1月26日
一人一台端末を有効活用した指導や,標題にある「個別最適な……」の考え方が示された答申です。
https://www.mext.go.jp/content/20210126-mxt_syoto02-000012321_2-4.pdf公開日:2024年11月07日 09:00:00
更新日:2024年12月02日 12:03:22
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カテゴリ:03-学習指導と評価・研究推進
第2回 小中一貫の日~教科指導に視点を置いて -
今年度2回目となる小中一貫の日は,本校を会場として,教科指導に焦点を絞った研究協議を行いました。教科ごとに分かれた分散会では……
中学校一年での授業開きや新しい単元や題材に入るときに,小学校での既習事項はどんな風に振り返っているの? 発達の段階に即した「学び方」の系統性ってどうなってるの? 同じ問題解決型の学習スタイルを取り上げても,学年段階で扱いが変わってくるのだと思うけれど……。例えばこの単元のこういう観察から課題を見つけていくような場合って……。
どの教科グループもメモを取っていったらキリがないくらい,密度の高い研究協議をしていました。
特にわかりやすくてよいな,と思ったのは,小中学校それぞれに「相互に」配布されている教科書を見ながらの協議でした。今どきの中学校の英語の授業は,もう,昔と違って,いきなりこういうところから始まるんですよ! えっ?どれどれ(と中学校の教科書を見開いて確認してみたり……)
教科書採択の年ごとに,小中お互いの教科書(学習指導要領が最もわかりやすく見える化されている「書物」,といってもよい)を見開きながら,こんな研修が続けられるとよいな,と思いました。
本日の取組は,年明けの授業研究へとつながっていきます。公開日:2024年11月06日 16:00:00
更新日:2024年11月06日 19:55:16
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カテゴリ:05-素晴らしき日曜日
瑛九 ―まなざしのその先に―展〜横須賀美術館 -
横須賀美術館の瑛九展を観ました。
初期のフォトデッサンから版画作品、油彩、絶筆までの表現の変遷に至るまで、作家の制作活動と生涯をたどる企画展になっていました。
はじめのうちはキャプションの解説がちょっとおせっかい気味かな……と思っていましたが、後半は、それが鑑賞の助けになっていきました。瑛九
―まなざしのその先に―
2024年9月14日 (土) 〜 2024年11月4日 (月)
休館日 10月7日(月)
公開日:2024年10月07日 12:00:00
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カテゴリ:03-学習指導と評価・研究推進
研究授業~3年生国語 -
研究テーマ
自分の考えをわかりやすく表現できる児童の育成
~すすんで書こうとする児童の姿を目指して~中学年ブロック,3年生で研究授業を行いました。今回のお題は「間違いを正したり相手や目的を意識した表現になっているかを確かめたりして,文や文章を整える」ということ。音楽科のリコーダーの授業でお世話になったゲストティーチャーという「相手」に向けて,練習成果の発表会の招待状を書くことを通して,この資質・能力を身に付けるという設定でした。
ただ「ご招待します。聴きに来てください」ということを伝えるだけではなく,ご指導をいただいて一生懸命練習したことやその成果にまつわる「思い」がちゃんと伝わるように,という「目的」を意識して書き,それをグループのメンバーで確かめ合い,整える,という学習活動を展開しました。
事後の協議会では,学習材の設定の適否から始まって,文や文章の確かめ方や整え方の手立てについて様々,意見を交わしました。大変充実した機会になりました。●学習指導上の位置づけ
B 書くこと
(1)書くことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 相手や目的を意識して,経験したことや想像したことなどから書くことを選び,集めた材料を比較したり分類したりして,伝えたいことを明確にすること。
イ 書く内容の中心を明確にし,内容のまとまりで段落をつくったり,段落相互の関係に注意したりして,文章の構成を考えること。
ウ 自分の考えとそれを支える理由や事例との関係を明確にして,書き表し方を工夫すること。
エ 間違いを正したり,相手や目的を意識した表現になっているかを確かめたりして,文や文章を整えること。
オ 書こうとしたことが明確になっているかなど,文章に対する感想や意見を伝え合い,自分の文章のよいところを見付けること。公開日:2024年09月26日 08:00:00
更新日:2024年09月30日 09:46:21