カテゴリ:03-学習指導と評価・研究推進
第2回 小中一貫の日~教科指導に視点を置いて

 今年度2回目となる小中一貫の日は,本校を会場として,教科指導に焦点を絞った研究協議を行いました。教科ごとに分かれた分散会では……
 中学校一年での授業開きや新しい単元や題材に入るときに,小学校での既習事項はどんな風に振り返っているの? 発達の段階に即した「学び方」の系統性ってどうなってるの? 同じ問題解決型の学習スタイルを取り上げても,学年段階で扱いが変わってくるのだと思うけれど……。例えばこの単元のこういう観察から課題を見つけていくような場合って……。
 どの教科グループもメモを取っていったらキリがないくらい,密度の高い研究協議をしていました。
 特にわかりやすくてよいな,と思ったのは,小中学校それぞれに「相互に」配布されている教科書を見ながらの協議でした。今どきの中学校の英語の授業は,もう,昔と違って,いきなりこういうところから始まるんですよ! えっ?どれどれ(と中学校の教科書を見開いて確認してみたり……)
 教科書採択の年ごとに,小中お互いの教科書(学習指導要領が最もわかりやすく見える化されている「書物」,といってもよい)を見開きながら,こんな研修が続けられるとよいな,と思いました。
 本日の取組は,年明けの授業研究へとつながっていきます。

●前回の小中一貫の日

公開日:2024年11月06日 16:00:00
更新日:2024年11月06日 19:55:16